届出の義務

生活保護というのは、受給が決まったからと言って安心してはいられません。 受給がゴールではなく始まりだということを胆に命じておきましょう。 ただ保護費を受給しているだけではいけません。 様々な届出も必要ですし、生活保護から自立する努力も必要になります。

収入は申告を

収入は申告を 働いているけれど、その収入だけでは足りなくて生活保護を受けている場合、給料の金額を申告しなければいけません。 また、一時的なアルバイトや、フリーマーケットやネットオークションなどで品物を売った収入も原則として申告しなければいけません。 もっと厳密に言うと、子供がお正月にもらったお年玉や祖父母などからもらうお小遣いも申告しなければいけないと、自分の場合は言われました。

実際そこまで申告している人はいないかもしれませんが、基本的に収入全てを申告しなければいけないのです。 ですが、申告した金額全てが保護費から差し引かれるわけではありません。 毎月の給料から差し引かれる基礎控除は収入とみなさないのです。 これを勤労控除といいます。 もちろん申告するときは、証明となるものが必要です。 給料でしたら給料明細などを持参します。 ボーナスなどの手当てがあったときも、きちんと申告しなければいけません。

求職活動を

生活保護とは、最低限の生活をするのも困難だと認められた場合に支給され、自分の力で生活をしていけるまでの援助になります。

ですから、生活保護の受給が決まったからと言ってそのままで言いわけではありません。 仕事をしていなければ求職活動をし、仕事に就く努力をしなければいけません。 担当ケースワーカーにも仕事を探すように言われるでしょう。 病気がちで仕事に就けない場合は、病気を治すことに専念し、1日も早い社会復帰を目指さなければいけません。

パートからステップアップ

自分が生活保護を受け始めた当初はパート勤めでした。 子供が小さいこともあったのですが、どうしても人様の税金で生活をしているというのが嫌で嫌でたまりませんでした。

働いているために、担当ケースワーカーの家庭訪問を受けることもままならず、当時のケースワーカーにあることないこと報告書に書かれていたのもとても悔しかったのです。 少しでも給料の高いところに働きたい、1日でも早く生活保護を打ち切りたいと必死でした。

そう思いながら働いていたのですが、職場の上司から準社員か社員にならないかと声がかかりました。 パートでは5時間勤務、準社員だと6~8時間勤務でボーナスも社員の半分ですが年に2回支給されます。 社員だと8時間労働のほかに、勉強会と称して車で40分もかかる場所での勉強会に出席しなければいけません。 迷わず準社員へのステップアップを選びました。

勤務時間は7時間にしてもらいました。 給料がアップし、ボーナスもあるので保護費から引かれるのですが、それでも保護費が少なくなったことが嬉しくて、担当ケースワーカーも一緒になって喜んでくれました。 一緒になって喜んでくれたケースワーカーがとても良い人で、親身になってくれる人でいつも何かと相談にのってもらい、自分が真剣に自立を目指していることを知っていてくれたからです。

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生活の現状報告

生活保護を受給している生活の中で、何か変った変化があったら報告しなければいけない義務があります。

これまでの仕事とは違う仕事に就いた場合、給料が変った場合、無職だったのにようやく仕事が見つかった場合、家族の人数が変った場合など、様々な変化があるでしょう。 大きな買い物をしたときも、報告しておいた方がいいかもしれません。 保護費にそぐわない生活や買い物をしているかどうかというのも、とても重要なことになるのです。